Profile
伊藤 正二郎(ショーン)
いとう しょうじろう
エイベックス・スポーツ株式会社 代表取締役社長。
94年、イベント会場でグッズ販売のアルバイトをしていたところ、当時売り出し中だったアーティストのボディガードとしてエイベックスにスカウトされる。
その後、洋楽のプロモーターとしてエイベックスに入社。ブリトニー・スピアーズ、バックストリート・ボーイズ等の世界的スーパースターや、ディズニーのサウンドトラック、ダンスミュージック、K-POPなどの楽曲をプロモートし、数多くのヒットを創出。
2000年からは全国エリアのプロモーターとして邦楽トップアーティストたちのプロモートに参画。02年、スポーツ事業を社内で立ち上げ、13年、エイベックス・スポーツ株式会社を設立。
エンタテインメント業界で培ったノウハウを活用したマネジメントとブランディング手法でスポーツそのものや、トップアスリートなどの価値最大化を実現している。
著者:伊藤正二郎
定価:本体価格 1,400円 + 税
ISBN978-4-7631-3375-5 C0030
四六判並製本文202ページ
2015年5月20日初版発行
数々のスーパースターをブランディングしてきた著者が語る、自分の価値を高める生き方。
どうすれば思い通りの人生を手に入れられるのか?
その答えを、メジャーリーガーのダルビッシュ有選手やサッカー日本代表の本田圭佑選手といったスーパースターたちのブランディングを担当している著者に、「セルフブランディング」の観点から語っていただいたのが本書です。
本書で紹介するセルフブランディング手法「3C」は、超一流のアスリートやアーティストたちに共通する「ある生き方」を参考に生み出されたもので、この手法を用いることで誰でも社会的存在感や好感度を高めることが可能になります。
具体的方法は、以下の通り。
(1) 「コンセプト」を決める。(Concept)
(2) 外見・主張・行動にコンセプトを反映し、「一貫性」を持たせる。(Consistency)
(3) 一貫性を「継続」する。(Continuity)
著者は実際にこの手法を用いて多くのスーパースターを“創り上げて”きました。そうしたなかで気づいたのは、むしろスポーツ界やエンタテインメント業界などとは縁遠い人が輝くためにこそ、3Cが大いに役立つのではないかということ。
3Cを使うと、「本当の自分」や「なりたい姿」にふさわしい生き方をすることになります。そうすることにより、あなたがどういう人間なのか、どういう思いや考えを持っているのかが周囲に知れ渡ります。すると、ますます自分らしく生きられるようになり、結果的に、望むような未来や成果を得られるようになる――。
ぜひ本書を読み、3Cを実践して自分の存在価値を高めてください。そうすればきっと、思い通りの人生が手に入るはずです。
目次より
・「スーパースター」は意図的につくることができる
・なぜ、本田圭佑選手にはテレビCMの出演依頼が来るのか?
・大学デビューはできるのに、社会人デビューができないわけ
・じつはストイックなほうが人生は楽になる
・誘惑に負けず、20年間1つのことを貫いた末に起きたこと
・「なんとなく」で生きているかぎり不満は一生解消しない
・「他人と同じトイレは嫌だ」と言う人はただのわがままなのか?
・履歴書の説得力が大きく変わる写真の撮り方
・人の価値は不動産価格と同じような動きをする
・ブランディングのプロが恐れる、嫌われるよりも怖いこと